粧美堂株式会社 行動計画
男女ともに全社員が活躍できる雇用環境の整備を目的に、次のように行動計画を策定する。
1.計画期間:2024年4月1日~2029年3月31日までの5年間
2.当社の課題
- 女性が多数派の企業だが、職場マネジメントは男性中心となっている。
- 男性社員の育児休暇取得が進まず、育児参加促進が図れていない。
近年の状況として、採用における女性割合、及び10事業年度前後の継続雇用割合はともに、男性よりも女性が上回る
当社において、今後、管理職対象層の女性が増えた際は自ずと女性管理職の割合も上昇することが予想される。
ただし、
- 育児休業から復帰した時間制約のある女性が元の業務や役割を果たしにくい職種があり、出産後の能力発揮・キャリア形成の阻害要因となっている。
- 管理職をめざそうと考える女性が少ない。
- 男性社員の育児のためとして休暇を取得する率が0%。
3.定量的目標
- 出産後も営業職として働く女性社員の割合を該当者の50%以上とする。
- 選抜研修等における女性の受講割合を男性と同水準の15%以上を維持する。
- 係長級の役職者に占める女性割合を25%以上とする。
- 男性社員の育児のために休暇を取得する者を年1名以上(注:対象者がいる年)とする。
4.取組内容
男女ともに全社員が活躍できる雇用環境を整備することにより、
- 女性社員の平均勤続年数を伸ばし、将来の幹部候補者数を増やす。
- 男性社員が働きながら育児に参加するための休暇の取得を増やす。
<既設・取組中>
- 育児短時間勤務を小学校3年生終了まで取得可能とし女性社員の就業継続を支援
- 子の看護休暇、介護休暇を有給休暇として対象者を支援
- 時差出勤を可能として社員のワークライフマネジメントを支援
- 仕事と育児、介護、病気療養などの事由を両立しながら働く社員について、在宅勤務を可能として就業継続を支援
2024年4月1日~
- 営業部門のラウンダー職を増員し、営業職の既存業務の一部を移行することにより、出産後も営業職に配置される女性社員の就業を支援する。
- 社員の知識向上やスキルアップのための取組みとして、オンライン視聴プログラムの情報を定期的に発信し自己啓発を促す。
- 男女ともに利用可能な育児目的休暇を新設し、男性社員の育児参加を促す。